主要国首脳会議の写真撮影立ち位置にルールがあるって知ってました?
- 2016/5/25
- 特集記事
5月26、27日は、主要国首脳会議が三重県志摩市で開催されます。伊勢志摩サミットと呼ばれている今回のサミットですが、これまでも近年だと2008年には北海道・洞爺湖サミット、2000年には九州・沖縄サミットが開催されました。
このサミットの際、ニュースなどで流れる主要国首脳会議の写真撮影。この立ち位置にルールがあることはご存知でしょうか?
写真撮影で中央に立つのは主催国。主催国の次に中央近くに立つのが大統領。その周辺に立つのが首相だそう。大統領や首相の中でも、在任期間の長さがより長い方が中央に近い立ち位置だそう。
言われてみれば、日本の首相は写真の端の方に写っていることが多い気がします。日本は大統領ではなく首相なので大統領の国よりも端になってしまうということだけでなく、日本の首相は短期間でどんどん変わったこともあり、必然的に端っこになってしまっているというのもあります。(そのため、在任期間が比較的長かった中曽根元総理、小泉元総理は中央付近に並ぶこともありました。)
一方、アメリカで開催される場合はこのルールは軽視され、議長であるアメリカ大統領との個人的な関係で立ち位置が決まることもあったそうです。
そこでちょっとした疑問がわきました。日本には首相はいても大統領はおらず、逆にアメリカには大統領はいても首相はいません。しかし、両方いる国はどうなるのでしょうか。
サミットに参加する国は、首相がいて大統領がいない国は、日本、イギリス、カナダ。大統領がいて首相がいないアメリカ。それ以外のフランス、ドイツ、イタリア、現在は参加していませんがロシアの4国は首相も大統領も両方います。両方いる国もサミットの出席者は決まっていて、フランス、ロシアは大統領、ドイツ、イタリアは首相です。
大統領制を採用している国の場合、首相は大統領によって任命されるというのが一般的なようです。大統領が国家元首で、首相が行政機関のトップという立ち位置のようです。
それぞれの国でいろいろな体制がありますね。日本はよく首相が変わる印象ですが、こんな立ち位置でも改めて考えさせられます。
ヘッドライン
-
2020/4/13
トランプ大統領の支持率が低下
-
2020/4/6
政党支持率の動き(3月)
-
2020/4/6
内閣支持率の動き(3月)
-
2020/3/26
トランプ大統領の支持率が上昇
-
2020/3/18
バイデン氏指名獲得の流れ固まる、サンダース氏の巻き返しは困難
-
2020/3/11
バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利。米民主候補選び
-
2020/3/6
政党支持率の動き(2月)