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最下位当選者の得票数が同じ場合、どうやって決めるの?

3月27日投開票日を迎えた秋田・藤里町議会議員選挙(定数10)で、最下位当選者の票数が2人同数となりました。得票数が同じにも関わらず、当選者と落選者がいます。いったいどうやって決めたのでしょうか?

なんと…くじ引きで決定?!

もう一度選挙する?それとも、二人とも当選にしてしまう?どちらも不正解。なんと、正解は「くじ引きで決める」です。意外と思われるかもしれませんが、きちんと公職選挙法第95条第2項に「当選人を定めるに当り得票数が同じであるときは、選挙会において、選挙長がくじで定める。」と定められているのです!
今回もこの公職選挙法に基づいて、選挙長によるくじ引きで当選が決定しました。

過去にも例が…!

こんなことめったにないでしょ、と思いませんか?実は、過去にも例があります。昨年(2015年)では、熊本市議選の南区(定数8)で、同様に最下位当選者の票数が同数になったため、公職選挙法に基づき、くじ引きが実施されました。

一票の重み、噛みしめて

私が投票に行ったところで、どうせ結果なんて変わらないと思われてる人、多いのではないでしょうか?このような場合は、1票でも明暗を分けることになります。貴重な1票。ぜひ選挙に行きましょう!

平原友梨香

平原友梨香TheVote.jpコラムニスト

投稿者プロフィール

政治に関して勉強中の初心者のライター。政治や経済のちょっとした疑問などを、ゆる〜い記事でアップしていきます。

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