大学生、政治への関心6割以上が「ある」参院選には7割が「行く」
- 2016/3/3
- 特集記事
全国大学生活協同組合連合会が2月24日に発表した『第51回学生生活実態調査の概要報告』で、大学生の政治への意識に関するデータが発表された。そこで、大学生の政治への関心に6割以上が「ある」と答え、参院選には7割が「行く」と答えたことがわかった。
調査は2015年10〜11月に実施され、全国の国公立および私立大学30校の大学生協で学生9,741人から回答を得たもの。
国内外の政治の動向に関心が「ある」(「大いにある」「まあある」)と答えたのが64.5%で、前回調査の13年から2.9%増加した。また2年前と同様に、女子62.4%(13年57.9%)より男子66.3%(同64.6%)の方が関心が高く、理系60.0%(同56.3%)より文系70.9%(同68.6%)の方が高いという結果になった。
2016年夏の参議院選挙への投票に「行く」(「必ず行く」「なるべく行く」)と答えたのは71.1%。しかし、下宿生(64.7%)は自宅生(78.5%)より13.8%低く、下宿生の1割(10.5%)が「行きたいが行けない」と答えている。下宿生、自宅生に関わらず、投票に「行きたいが行けない」と答えた学生は、政治への関心の有無(「ある」6.2%・「なし」6.1%)や日本の未来への意識(「明るい」6.6%・「暗い」6.2%)の差は小さいことから、住民票の移動の問題や、授業やアルバイトなど時間の制約が原因のひとつと考えられる。
大学生の政治への関心が高まっていることにも注目だが、政治への関心が「ある」層は、「ない」層と比べ、投票に「行く」が26.9%高いほか、日本の未来についても「暗い」より「明るい」と答えている方が5.2%高いことにも注目だ。大学生は政治に対して明るい未来を期待しているということかもしれない。
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