ピンク以外にもある!リボン運動、知ってますか?
- 2016/2/13
- 特集記事
リボン運動といえば、毎年10月に行われるピンクリボン運動は有名なのではないでしょうか。ピンクリボン運動は、女性の8人に一人が乳がんになると言われている乳がん先進国のアメリカで生まれた、乳がん検診を受ける、早期発見の大切さを伝えるための活動です。ピンクのリボンのシンボルマークを身につけることで、乳がんを理解し、患者さんを支援する意思を表すことで、一人でも多くの人を守ることを目的としています。
このピンクリボン活動のように、理解や支援の意志を示すために身に付けるリボンをアウェアネスリボンと呼び、ピンク以外にも訴える問題によって様々なリボンの色があります。
まず、レッドリボン。レッドリボンは、エイズ患者への差別をなくし、理解を深めていく意志を表すための活動です。このレッドリボンがリボン運動のはじまりでした。ヨーロッパで昔からあった、病気や事故で亡くなった人を追悼するために赤いリボンをつけるという風習が、ニューヨークで1980年代末にエイズが社会問題化した際に伝わり、エイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すために赤いリボンをつけられるようになったのが、レッドリボン運動のはじまりといわれています。
このほかにも、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン、障害者への自立支援、社会参加を訴えるイエローリボン、移植医療普及のためのグリーンリボン、性同一性障害への理解を広げる空色リボン、社会や家庭からの暴力根絶をめざすパープルリボン、拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示のブルーリボンなど、いくつもあります。また、同じ色でもいくつもの意味を持っているものもあります。たとえば、ホワイトリボンは、開発途上国における妊産婦の命と健康を守るシンボルであるほかに、同性愛など性的少数者の自殺防止運動、男性の非暴力を呼びかける運動など、さまざまな意味を含んでいます。
このような様々なリボン運動の存在を知り、心にとめる、意識を変えることが大切なのではないでしょうか。
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