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サウスカロライナ州、バイデン氏が巻き返し

アメリカの政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、2月9日から2月24日までの期間において、2020年大統領選民主党予備選候補者の各種世論調査におけるサウスカロライナ州予備選での支持率平均は、ジョー・バイデン前副大統領が26.8%、バーニー・サンダース上院議員が21.7%、富豪で慈善活動家のトム・ステイヤー氏が14.7%、ピート・ブーテジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長が9.8%、エリザベス・ウォーレン上院議員が9.0%、エイミー・クロブシャー上院議員が5.7%などとなった。マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長は同州での予備選には参加しない。

バイデン氏は相次ぐ敗北で瀬戸際に立たされているものの、同州の民主党を支持する有権者の過半数を占めるアフリカ系住民から強い支持を得ており、同州では踏みとどまりトップを維持している。特に、地元の民主党所属の有力下院議員であるジム・クライバーン氏がバイデン氏支持を事実上表明していることもあり、同州での支持率平均は22日の23.3%から24日には26.8%に増加した。

もっとも、全米での支持率平均に関しては、2月13日から2月22日までの期間においてサンダース氏29.3%、バイデン氏17.2%と差が開きつつある。

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