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民主党予備選候補者とトランプ大統領の最新支持率、サンダース氏が党内トップに

アメリカの政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、2月4日から2月11日までの期間において、2020年大統領選民主党予備選候補者の各種世論調査での支持率平均は、バーニー・サンダース上院議員が23.6%、ジョー・バイデン前副大統領が19.2%、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が14.2%、エリザベス・ウォーレン上院議員が12.4%、ピート・ブーテジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長が10.6%、エイミー・クロブシャー上院議員が4.6%などとなった。

サンダース氏がバイデン氏に代わって支持率トップに立った一方で、ブルームバーグ氏とのブーテジェッジ氏の支持率が急上昇していることが分かる。ブーテジェッジ氏と共にアイオワ・ニューハンプシャー両州で躍進したクロブシャー氏に関しては、支持率の上昇がまだ反映されていない。

主要候補者の中で、党内左派に属するのがサンダース氏とウォーレン氏、中道派に属するのがバイデン、ブルームバーグ、ブーテジェッジ、クロブシャーの各氏である。左派の中ではサンダース氏に支持が集約されつつあるが、中道派に関しては苦戦が伝えられるバイデン氏に代わって、ブルームバーグ、ブーテジェッジ、クロブシャーの3氏への支持が拡大している。2月中に行われる予備選挙・党員集会にはブルームバーグ氏は参加しないので、アイオワ・ニューハンプシャー両州ではブーテジェッジ、クロブシャー両氏が中道票を分け合う形になった。しかし、3月3日のスーパーチューズデー以降はブルームバーグ氏も参加するので、中道票が分散され左派票をまとめつつあるサンダース氏に有利に働く可能性がある。

一方、1月26日から2月11日までの期間において、トランプ大統領の各種世論調査での支持率平均は45.3%で不支持が52.0%となった。前回(1月16日から2月5日までの期間)よりも支持が0.1%上昇し、不支持は0.2%上昇した。支持から不支持を引いた値は-6.7%となり、前回(-6.6%)とほとんど変化がなかった。

「TheVote」担当記者

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