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「投票率と天気には関係が…」それって本当?!

投票日が近づくと、新聞などに当日の天気と投票率についての記事が載ったりします。
投票率と天気には関係があるなんて聞きますが、それって本当なのでしょうか?

投票率があがるには「曇り」がべスト?

気象予報士が口を揃えるのが、「投票率があがるのは過去の統計上、曇りの天気」ということです。雨だと外に出る気が起こらないし、かといって晴れだと遊びに行ってしまうのが理由だとか。そのため、数日前の予報から当日の天気がよくないとわかっていると、選挙に行く人は増えるかもしれません。当日の天気がよくないと前もってわかっていれば、遊びに行こうと思いたたないからです。
それと同様に、梅雨のように天気の悪い日が続いていて、でも当日は晴れた場合。この場合も投票率があがる可能性があります。晴れが続くと前々から遊びに行く計画をたてますが、この場合は計画もなかなか立てられず、かつ当日は晴れていれば、「選挙にでも行くか」という気持ちになるからです。

投票率が低くなるのは「気温が低い日」

一方、投票率が低くなるのは過去の統計上「気温が低い日」のようです。
そうなると、雪国の投票率はどうなるの?と思いませんか? やはり雪国も、冷え込みが厳しく且つ雪の日は、投票率が低くなるようです。
またそれと同様に、夏は気温が低いほうが投票率が上がり、冬は気温が高いほうが投票率が上がるとも見られています。選挙に限ったことではありませんが、やはり夏の暑い日や冬の寒い日に出かけるのは億劫だからでしょう。

投票率と天気の相関性は?

どんな天気でも行くという人はもちろん当たり前ですがいます。つまり、このようにいろいろ話してきましたが、全て過去の統計上の話であって、天気が本当に選挙に影響しているかどうかは分かりません。なぜなら、期日前投票は天気に左右される可能性が少ないからです。(連日、雨とかだと関係もあるかもしれませんが。)選挙当日が晴れそうで遊ぶ計画がある人は、期日前投票で済ませてしまえばいいのです。
しかし、生活スタイルの変化に合わせて、選挙も変化を遂げつつあります。例えば、18歳の選挙権や、駅前やスーパーなどで投票できるようになるのもその一つでしょう。これまで、選挙にいく予定の優先度が低かった層も、手軽に投票できるとなると投票行動に移す人も増えるかもしれません。このように選挙も変化していくことによって、今後投票率はどんどん変化していくでしょう。

平原友梨香

平原友梨香TheVote.jpコラムニスト

投稿者プロフィール

政治に関して勉強中の初心者のライター。政治や経済のちょっとした疑問などを、ゆる〜い記事でアップしていきます。

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