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民主党のゆるキャラ「民主くん」政界引退

4月29日に千葉・幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議」の党イベントで、「民主くん運命の審判 ガチバトル」と題された進退をかけた勝負に負けて、民主党のゆるキャラ「民主くん」の引退が決まりました。

民主くんは最初の「人気投票対決」では、ネット中継の視聴者から6割の支持を集めて圧勝したものの、「ジェスチャー伝言クイズ」で敗北し、「あっち向いてほい対決」でも敗北したことで、引退が決定しました。


引退決定後、「再就職どうしよう・・・橋下徹さんみたいに弁護士資格ないし 口下手だからタレント活動もできないし」と将来への不安をつぶやいたところ、橋下氏は民主くんに対して、以下のエールを送りました。

その後30日、橋下氏の過去の発言になぞらえて「今後の再出馬については2万%ありません」とつぶやき、民主くんは「政界引退」を報告しました。


民主くん引退に対し、イベントの見届け人として同席した枝野幸男幹事長は「寂しい」と漏らしました。
ちなみに、民進党の公認キャラクターをどうするかは今後検討するといいます。

民主くんは、民主党のゆるキャラとして9年前、党有志が民主党のロゴマークを模したキャラクターとして誕生させました。公認キャラとなったのは、9年前の誕生からすると意外ですが、昨年8月。しかし、今年3月に民進党が発足したことで、進退が注目されていました。民進党は現在、公募した案をもとに新しいロゴマークを考えていますが、枝野氏によると民主くんの体形に似たマークは残っていないとのことで、ツイッターでの発言通り、民主くんの再出馬はなさそうです。

枝野氏は「クビではない。雇用政策には厚い党なので、再就職は支援します」と強調する一方、民主くんが「また戻ってくるから」と意味深な言葉を残すと、「『引退します』と言って戻ってきた都はるみさんより、戻ってこなかった山口百恵さんの方が私は好き」と話しました。枝野氏ツンデレ…。

枝野氏は今回のニコニコ超会議の民進党ブース内でアイドルと共にタオルを回し踊ったことでも注目されました。
民進党以外にも、自民、共産、公明、生活の党と山本太郎となかまたちの5政党がニコニコ超会議に出展し、若者向けのアピールに力を注ぎました。

平原友梨香

平原友梨香TheVote.jpコラムニスト

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政治に関して勉強中の初心者のライター。政治や経済のちょっとした疑問などを、ゆる〜い記事でアップしていきます。

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