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アメリカの政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3月11日から3月24日までの期間において、トランプ大統領の各種世論調査での支持率平均は46.5%で不支持が49.7%となった。2017年の5月17日以来初めて不支持率が50%を切り、支持から不支持を引いた値は-3.2%となっており、再び支持率の上昇と非支持率の減少が顕著になった。

支持率上昇の理由は定かではないが、新型コロナウイルスの感染拡大で国民の団結意識が高くなったのか、トランプ政権と連邦議会が推定2兆ドル(約220兆円)規模の景気刺激策で合意したことなどが考えられよう。しかしながら、国内で感染が急速に拡大しているにもかかわらず、トランプ氏は停滞している経済活動を復活祭(4月12日)までに再開したいと繰り返し述べており、仮に経済活動再開により感染拡大がコントロール不可能な状況になれば再選に赤信号がともることが考えられる。

一方で、3月14日から3月24日までの期間において、2020年大統領選民主党予備選候補者の各種世論調査での支持率平均は、ジョー・バイデン前副大統領が55.8%、バーニー・サンダース上院議員が36.4%となった。トランプ大統領との対決に関しては、2月13日から3月19日までの期間において、バイデン氏対トランプ氏は、50.9%対43.9%でバイデン氏、サンダース氏対トランプ氏は、50.1%対44.7%でサンダース氏がそれぞれ上回った。

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