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安保法案が焦点の一つの山形市長選、与党系候補が勝利

任期満了に伴って投票が行われた山形市長選挙は13日、即日開票され、自民・公明・次世代・新党改革が推薦する佐藤孝弘氏が、民主・共産・社民・生活が推薦する梅津氏らを破り、初当選した。佐藤氏は経済産業省出身の39歳。山形市長選挙には前回も立候補しており、2度目の挑戦で当選を果たした。

山形市長選挙は即日開票の結果、佐藤孝弘氏(無所属・新人)が5万6369票で当選、梅津庸成氏(無所属・新人)が5万4596票、五十嵐右二氏(無所属・新人)が3737票の結果だった。山形市長選挙では、与野党対決の中で野党側が参議院での審理期間と重なったことを利用し安全保障関連法案に対する反対を掲げる選挙戦を展開。それに対して佐藤氏を推す与党側陣営は地域活性化や市政の刷新を訴え、大臣クラスを投入するなど異例の選挙戦となっていた。安全保障関連法案の審議が終盤を迎える中、与野党ともに注目する地方首長選挙となった結果、有権者の関心も高まり、確定投票率は56.94%と、前回選挙の投票率を9.34%上回った。

与党側はこの勢いを利用し、安全保障関連法案の国会可決、成立を狙う見通し。

 

「TheVote」担当記者

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