大阪維新の会に所属する大阪市議会議員の伊藤良夏(よしか)氏(住吉区選出)が、トヨタ自動車の高級車「レクサス」をローンで購入したのにも関わらず、政務活動費80万8450円を「自動車リース費用」として支払いに充てていたことがわかった。
伊藤氏によれば、大阪市議会議員に初当選した平成23年に、ローン契約で車両を購入。しかしながら、実際に契約手続きをした母親からは「リース契約」だと報告を受けたため、政務活動費として計上していた。この間、平成24から平成25年の23カ月間に毎月3万5150円を政務活動費から支出していた。その後、ローン残高を今年2月に一括支払することで、車両を取得したとしている。
政務活動費の基準は地方自治体によって運用が異なることが多いが、一般的に「政務活動」に用いるための自動車のリース契約には政務活動費の充当が認められている者の、議員本人の資産が形成されると見做される支出は認められないのが通例だ。今月末に大阪維新の会大阪市議団が予定している政務活動費の利用公開に向けて領収書類などを整理している中で不備に気づき、すでに政務活動費は全額議会事務局に返金したという。伊藤氏は同日、体調不良を理由に記者会見を開かなかったものの「認識不足勉強不足のために計上誤りをしてしまったことを深くお詫びします。」との謝罪のコメントを発表した。
伊藤氏は元モデルで、平成23年の大阪市議会議員選挙で初当選。今年の大阪市議会議員選挙では、前回得票を大幅に上回る票を獲得し、得票数3位で再選。現在2期目。
ヘッドライン
-
2020/4/13
トランプ大統領の支持率が低下
-
2020/4/6
政党支持率の動き(3月)
-
2020/4/6
内閣支持率の動き(3月)
-
2020/3/26
トランプ大統領の支持率が上昇
-
2020/3/18
バイデン氏指名獲得の流れ固まる、サンダース氏の巻き返しは困難
-
2020/3/11
バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利。米民主候補選び
-
2020/3/6
政党支持率の動き(2月)