維新の党は26日、参議院議員選挙青森選挙区の推薦候補に、元衆議院議員で民主党公認予定候補の田名部匡代氏(46)を決定したと発表した。
田名部氏は民主党青森県総支部連合会代表代行で、過去に衆議院議員を3期務めたほか、菅内閣において農林水産大臣政務官を務めた。父は宮澤内閣で農林水産大臣を務めた田名部匡省。
維新の党は民主党と「民主党・維新の党選挙関係調整会議」を開催し、両党の選挙協力を推進しており、今回の推薦もこの選挙協力の枠組みによるものとみられる。また、社民党も14日付けで田名部氏の推薦を決定しており、すでに公認候補を決定している共産党が野党候補結集の動きに追随するかに注目が集まる。
青森選挙区ではこのほか、自民党で現職の山崎力氏(68)、共産党東青地区委員長で新人の吉俣洋氏(42)、元衆議院議員で日本を元気にする会の横山北斗氏(52)、幸福実現党県副代表の三国佑貴氏(30)が出馬を表明している。
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