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地図でふりかえるH25参院選「自公VS民主」etc…

12日、衆議院の補欠選挙(北海道5区、京都3区)が告示されました。今夏に控えた参議院選挙に向けての前哨戦という見方もあるこの補選、各党がどういった票取りで競り合うのかも注目に値しそうです。

さて、本日は前回の参院選(第23回参議院議員通常選挙、H25.7執行)について駆け足で振り返ってみようと思います。

※地図はPC/モバイルで表示できますが、読み込みに多少時間がかかります
※左上「>>」を押すと凡例が見えます
※都道府県をクリックすると、ポップアップで「当選者と現在の会派(※五十音順)」が表示されます

大きなマップで表示

この地図は何を表しているのでしょうか……実は、「民主の得票数(選挙区獲得議席は10)」を「自+公の得票数(同51)」で割った値を参照しています。色分けで見ていくと、「緑系統は、自公が強いところ」「赤系統は、民主が強いところ」「黄色に近い色は、拮抗しているところ」となります。

なんと一目瞭然でしょう。全国を通して自公の割合は高くなっており、民主(民進)の勢力が大きい地域は中部・東海地方に集中しています。地域別に見ていくと、東日本の太平洋側地域はやや自公より、関東地方の西南方面(埼玉・東京・神奈川・群馬・山梨)は強い自公地盤、北陸地方もやや自公よりという様相。先述の通り長野県~東海地方は民主の牙城となっており、滋賀・三重のラインを超えた西側はやはり自公強し、という結果になっています。

今年は「自公」連携に対して「民共」の連携(調整)も噂されていますが、これら国盗り合戦の色塗りはどう変わっていくのでしょうか?楽しみですね。

おまけ:選挙区選出の当選者一覧(会派は現在)(※五十音順)

選挙区名当選者1当選者2当選者3当選者4当選者5
北海道小川 勝也
(民進)
伊達 忠一
(自民)
青森県滝沢 求
(自民)
岩手県平野 達男
(改革)
宮城県愛知 治郎
(自民)
和田 政宗
(日本)
秋田県中泉 松司
(自民)
山形県大沼 みずほ
(自民)
福島県森 まさこ
(自民)
茨城県上月 良祐
(自民)
藤田 幸久
(民進)
栃木県高橋 克法
(自民)
群馬県山本 一太
(自民)
埼玉県行田 邦子
(無所属)
古川 俊治
(自民)
矢倉 克夫
(公明)
千葉県石井 準一
(自民)
豊田 俊郎
(自民)
長浜 博行
(民進)
東京都吉良 よし子
(共産)
武見 敬三
(自民)
丸川 珠代
(自民)
山口 那津男
(公明)
山本 太郎
(生活)
神奈川県佐々木さやか
(公明)
島村 大
(自民)
牧山 ひろえ
(民主)
松沢 成文
(無所属)
新潟県風間 直樹
(民進)
塚田 一郎
(自民)
富山県堂故 茂
(自民)
石川県山田 修路
(自民)
福井県滝波 宏文
(自民)
山梨県森屋 宏
(自民)
長野県羽田 雄一郎
(民進)
吉田 博美
(自民)
岐阜県大野 泰正
(自民)
静岡県榛葉 賀津也
(民進)
牧野 たかお
(自民)
愛知県大塚 耕平
(民進)
酒井 庸行
(自民)
薬師寺 みちよ
(無ク)
三重県吉川 ゆうみ
(自民)
滋賀県二之湯 武史
(自民)
京都府倉林 明子
(共産)
西田 昌司
(自民)
大阪府東 徹
(維会)
杉 久武
(公明)
辰巳 孝太郎
(共産)
柳本 卓治
(自民)
兵庫県鴻池 祥肇
(自民)
清水 貴之
(維会)
奈良県堀井 巌
(自民)
和歌山県世耕 弘成
(自民)
鳥取県舞立 昇治
(自民)
島根県島田 三郎
(自民)
岡山県石井 正弘
(自民)
広島県溝手 顕正
(自民)
森本 真治
(民進)
山口県林 芳正
(自民)
徳島県三木 亨
(自民)
香川県三宅 伸吾
(自民)
愛媛県井原 巧
(自民)
高知県高野 光二郎
(自民)
福岡県野田 国義
(民進)
松山 政司
(自民)
佐賀県山下 雄平
(自民)
長崎県古賀 友一郎
(自民)
熊本県馬場 成志
(自民)
大分県礒崎 陽輔
(自民)
宮崎県長峯 誠
(自民)
鹿児島県尾辻 秀久
(自民)
沖縄県糸数 慶子
(無所属)
宇田川 藍

宇田川 藍ジャッグジャパン株式会社

投稿者プロフィール

1989年生まれ。幼いころ体験したユビキタス技術に興味をもち、大学では空間情報学を専攻(青山学院大学総合文化政策学部)。地理情報システム(GIS)を用いたエリアマーケティングの手法やオープンデータの利活用を、大手企業から政治の分野にまで幅広く提案している。
アート、ハイテク、街歩きが好き。

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