尾花沢市議会議員選挙(7月12日投票)において、買収と事前運動の罪に問われて起訴されていた市議会議員で前議長の鈴木敏正被告は13日、菅野修一議長に議員辞職願を提出し、受理された。
鈴木被告は尾花沢市議選において、報酬を1票5000円としたうえで知人6人に現金16万円を手渡したとして、公職選挙法違反(買収・事前運動)の容疑で逮捕・起訴されていた。今月の公判で鈴木被告は容疑を認めているほか、初当選した1995年の選挙から買収を行っていたことが明らかになっていた。尾花沢市議会は二度にわたり辞職勧告決議を採っており、この日、議員辞職となった。
鈴木被告は議員辞職願を提出したのが13日になった理由について、判決が14日に出されることとなったことから、判決が出る前に辞職をするべきと説明。ところが、7月12日投票の尾花沢市議会議員選挙は公職選挙法の定めにより、投票日から3カ月以内に死亡や辞職で欠員が出た場合に限って、法定得票数を得ていた次点候補が繰り上げ当選となる。鈴木氏は、この規定が適用されない「3ヶ月後」かつ判決が出る「10月14日」の間のギリギリの選択として、10月13日を選択したとみられている。13日の議員辞職願が受理されたことで、法定得票数を得た次点候補の有路豊治氏の繰り上げ当選は無くなり、当面の間、尾花沢市議会は欠員1の15名で議会を運営することとなる。なお、市町村議会議員に補欠が出た場合、欠員が議員定数の六分の一を超えた場合に補欠選挙が行われる。
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