ニューハンプシャー州予備選、サンダース氏が依然としてトップ。ブーテジェッジ氏が追う
- 2020/2/10
- ニュース, 海外
- 2020年大統領選民主党予備選, バーニー・サンダース, ピート・ブーテジェッジ
2月11日に行われるニューハンプシャー州の民主党大統領候補予備選では、バーニー・サンダース上院議員が支持率をリードしているが、ピート・ブーテジェッジ 前インディアナ州サウスベンド市長の支持率が大きく上昇している。一方で、ジョー・バイデン前副大統領はアイオワ州党員集会での惨敗を受けて、大きく支持率を下げた。
アメリカの政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、2月3日から2月9日までの期間において、ニューハンプシャー州での予備選に参加する候補者の各種世論調査での同州における支持率平均は、バーニー・サンダース上院議員が26.6%、ピート・ブーテジェッジ 前インディアナ州サウスベンド市長が21.3%、エリザベス・ウォーレン上院議員が13.1%、ジョー・バイデン前副大統領が12.9%、エイミー・クロブシャー上院議員が9.6%などとなった。
今月3日時点はサンダース氏が26.5%、バイデン氏が17.5%、ブーテジェッジ氏が13.7%だったが、8日時点ではサンダース氏が26.4%、ブーテジェッジ氏が22.2%、バイデン氏が12.6%となった。
この間の大きな変化は、党内中道派の票がバイデン氏からブーテジェッジ氏に移ったのが要因と思われる。一方で、8日から9日に関しては、ブーテジェッジ氏は若干支持率を落としており(-0.9%)、ブーテジェッジ氏は党内左派から支持を大幅に増やしたのではないことが予想される。
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