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熊本県荒尾市長、公選法違反容疑で書類送検

熊本県警は、同県荒尾市の山下慶一郎市長(56)が、市議会議員選挙の当選者全員に記念の鉢植えを贈呈したほか、神社に御神酒を贈ったなどの疑いが強まったとして、山下市長を公職選挙法違反(選挙区内における寄付の禁止)で書類送検した。送検は3日付。

山下市長は、2015年4月の統一地方選挙において、荒尾市議会議員選挙で当選した18人全員に対し、「当選祝い」と称してコチョウランの鉢植えを贈った公職選挙法違反の疑いがある。また、2014年12月の自身の市長選挙において、複数の神社に自身の名前が書かれたのし紙を貼り付けた日本酒を贈った公職選挙法違反の疑いもある。

公職選挙法では、選挙区内の有権者に対し、金銭や物品などの寄付をすることについて、いかなる名義をもって問わず、罰則をもって禁じている。

「TheVote」担当記者

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