[Q&A]北海道の支庁の長はどのように決まるの?
- 2015/9/4
- 公選法Q&A
北海道の支庁の長といえば、地方公共団体の長のようにも思えますが、実際には異なります。そもそも、北海道の支庁制度は既に存在せず、「北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例」(平成20年6月30日)に基づき、平成22年4月1日より総合振興局及び振興局に置き換わっています。総合振興局ならびに振興局の長は、北海道庁の幹部であり、待遇は部長級とされています。なお、参考までに発足当時の人事は、下記の通りです。(括弧内は異動前の役職)
▽空知総合振興局長(農政部次長)羽貝敏彦
▽石狩振興局長(水産林務部林務局長)荒川剛
▽後志総合振興局長(上川支庁副支庁長兼上川保健福祉事務所長)神耐三
▽胆振総合振興局長(総合政策部新幹線・交通企画局長)石橋秀規
▽日高振興局長(農政部食の安全推進局長)北村健
▽渡島総合振興局長(渡島支庁長)寺山朗
▽檜山振興局長(檜山支庁長)高橋則克
▽上川総合振興局長(経済部次長)窪田毅
▽留萌振興局長(総合政策部知事室次長)高田久
▽宗谷総合振興局長(宗谷支庁長)忠嶋隆
▽オホーツク総合振興局長(網走支庁長)武田準一郎
▽十勝総合振興局長(十勝支庁長)竹林孝
▽釧路総合振興局長(経済部観光局長)柴田達夫
▽根室振興局長兼北方領土対策根室地域本部長(根室支庁長)岡崎博繁
なお、あまり知られてはいませんが、北海道以外にも支庁・振興局といった制度は存在します。必ずしも全ての都道府県に設置されているものではありませんが、例えば東京都でいえば、大島支庁、三宅支庁、八丈支庁、小笠原支庁の4支庁があります。これらほかの都道府県の支庁や地域振興局、振興局もすべて都道府県庁の幹部であり、公職選挙で選ばれるものではありません。
ヘッドライン
-
2020/4/13
トランプ大統領の支持率が低下
-
2020/4/6
政党支持率の動き(3月)
-
2020/4/6
内閣支持率の動き(3月)
-
2020/3/26
トランプ大統領の支持率が上昇
-
2020/3/18
バイデン氏指名獲得の流れ固まる、サンダース氏の巻き返しは困難
-
2020/3/11
バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利。米民主候補選び
-
2020/3/6
政党支持率の動き(2月)