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静岡市長選、高田氏の兄が起訴内容認める

今年4月の静岡市長選挙で落選した高田都子氏陣営による公職選挙法違反事件(利害誘導、事前運動)で、都子氏の兄で大手薬局チェーン元副会長の高田隆右被告(66)の初公判が13日、静岡地裁で開かれた。高田被告は起訴内容を認め、謝罪した。

高田被告は逮捕直後は容疑を否認していたものの、公判の罪状認否では一転して謝罪。同様の容疑で逮捕されていたポスティング会社社長の井上有樹被告(30)や大石翼被告(26)は弁護人を通じて逮捕容疑を認めていたため、罪状認否を一転させたのは高田被告がはじめてとなる。一方で、選挙運動の支援を行っていたとされる静岡市議の宮沢圭輔被告(36)や選挙プランナーの斎藤まさし(本名・酒井剛)被告(63)らは否認している。

静岡地検は連座制適用を視野に入れ、公職選挙法第213条および同法第253条の2に基づき、「百日裁判」の適用を申し立てている。

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