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ロシアのメドベージェフ首相が電撃辞任、プーチン氏権力維持への布石か?

ロシアのプーチン大統領は15日、首相交代を電撃発表し、抜本的な憲法改正を提唱した。大統領としての任期を終える2024年末以降もプーチン氏が権力を維持しようと動いているとの臆測が高まっている。ロシアの現行憲法に従えば、プーチン氏は任期満了をもって大統領の地位を退く必要がある。だが政府の他の役職に就き、引き続き影響力をふるうことは可能だ。

8年近く在任し自身に最も忠実な1人だったメドベージェフ首相を劇的かつ予想外に更迭した理由について、プーチン氏は公にほとんど説明しなかった。大統領府の発表によると、プーチン氏は後任の新首相にミシュスチン税務庁長官(53)を指名した。メドベージェフ氏は2008年から12年まで大統領を務めたが、プーチン氏の大統領復帰を可能にするためその座を明け渡し、首相に就任した。メドベージェフ氏は今後、大統領が議長を務める安全保障会議の副議長に就く。

事情に詳しい関係者によると、首相交代は政府中枢にとっても寝耳に水で、下院議長は議員らとの会合を中断して真偽を確認した。交代の発表は、プーチン氏が一般教書演説で議会やその他政府機関の役割強化を目指す憲法改正を提案した直後だった。

メドベージェフ氏は国営放送で自身の首相辞任と内閣総辞職を明らかにし、プーチン氏が打ち出した改革は憲法と権力バランスの「根本的な変化」を意味すると説明。「このような状況で、内閣総辞職は正しいと思う」と語った。同氏に対しては過去5年間の低調な経済成長と生活水準の停滞を巡り批判があった。

ミシュスチン氏は無秩序だった税務庁にコンピューターシステムを導入して脱税摘発を率い、徴税実績を上げた実務家として知られるが、有力な政治家とはみなされていなかった。

ニュースソース:ブルームバーグなど

「TheVote」担当記者

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