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厚労省、長時間労働の社名 行政指導段階で初公表 

5月19日、厚生労働省が違法な長時間労働への行政指導で、企業名を公表しました。厚労省は長時間労働の対策として、行政指導の段階で企業名を公表する方針を去年固めており、実際に公表するのは初めてのことです。

公表したのは、厚生労働省千葉労働局。千葉市にある棚卸し業務代行サービスなどを行う会社である株式会社エイジスが違法な時間外労働をさせていたということです。

発表によると、従業員63人に1か月当たり100時間を超える時間外・休日労働があり、そのうち15人はなんと約197時間もの時間外・休日労働があったといいます。厚生労働省はこれまでに、同社にの4つの営業所でこの1年間に4回是正勧告を行いました。しかし、違法な長時間労働が繰り返されていたため、業名の公表に踏み切りました。

エイジスのホームページには同日19日、「本日の報道に関するお知らせ」と題した発表がされ、その発表によると、「すでに、代表取締役社長をトップとするプロジェクトチームを発足させ、外部専門家による助言を得ながら、長時間労働の削減に着手致しております。」とコメントしています。

「TheVote」担当記者

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