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生活・主浜了氏が引退表明、後継は木戸口英司氏か

今夏の参議院議員選挙岩手選挙区で、野党各党が統一候補として擁立する方向だった、生活の党の主浜了参議院議員(66)は27日、岩手県内で記者会見を行い、次の参議院議員選挙への立候補を見送り、引退することを表明した。

記者会見で主浜氏は、立候補を見送るの理由について「深刻な症状である家族の介護と政治活動は両立できない」と説明。主浜氏は現在2期目の現職で、生活の党や野党各党は新たな候補者を探すことになる。主浜氏は会見で、「党の理念を受け継ぐ人材に後を託す以外に道はない。」「意中の方に自身の後継をお願いし、内諾をいただいた」と説明したが、詳細の言及は控えた。一部報道によれば、達増知事の政策秘書を務める木戸口英司氏(52)が、出馬の準備を進めているとみられている。木戸口氏は2003年の岩手県議会議員選挙に花巻選挙区から立候補し当選、2007年の2期目の挑戦で落選している。

参院選岩手選挙区では、この他に、自民党新人の田中真一氏(49)が立候補を表明しているほか、日本共産党は、党常任委員の吉田恭子氏(35)の擁立を決定しているものの、主浜氏との政策協定が締結されれば、擁立を取り下げることを言及していた。今回の主浜議員の引退で、再度の政策協定が締結できるかどうかに注目が集まっている。

「TheVote」担当記者

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