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吉田滋賀県議、選抜高校野球出場校に暴言するも会見で謝罪せず

滋賀県議の吉田清一氏(68)が、第88回選抜高校野球大会に出場した滋賀学園の選手らに対して、「1回戦負けしろ」と暴言を吐いたことがわかった。これに対し3月31日、記者会見を開くも、学園や生徒への謝罪は「しない」と話した。

暴言が吐かれたのは、3月16日に県庁で開かれた激励会後の出来事だ。激励会の際、学校の送迎バスは県教委が指定した場所に止めていた。激励会終了後、選手らがバスに移動していた際に、激励会に出席していなかった吉田県議が突然大声でバスの止め方について非難。その際に、「おまえらなんか1回戦負けしろ」と発言したという。

滋賀学園は、今回選抜高校野球大会に初出場で、準々決勝まで勝ち進んだ。この大舞台を前に選手たちを動揺させるような行動であったことは想像できる。

吉田県議は、県会議員としては6期目。過去には議長経験もあるベテラン。しかし、平成26年にもパワハラで問題になっていた。野洲市で開かれた地元老人クラブの健康ウオーキングの際に、会場の段取りが悪いと女性市議を激しく叱責したとされる。しかし、それに対し吉田県議は、逆にパワハラを訴えた女性市議を処分するように求めていた。

3月31日の会見では、「私が言ったのは、『こんなことをしていたら1回戦で負けるぞ』。『負けろ』とは言ってはいない」と説明。「駐車禁止の場所にバスが駐車していると思い、運転手ら大人に注意しただけ」と話した。そして、「誤解を受けたとしたら残念だが、謝罪はしない」と、謝罪しないことを明確に述べた。

平原友梨香

平原友梨香TheVote.jpコラムニスト

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政治に関して勉強中の初心者のライター。政治や経済のちょっとした疑問などを、ゆる〜い記事でアップしていきます。

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