愛知県小牧市の図書館建設住民投票は反対多数の結果に
- 2015/10/5
- ニュース
愛知県小牧市は4日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などに運営を委託する新図書館計画の賛否を問う住民投票を実施した。開票の結果、賛成2万4981票に対して反対が3万2352票と上回った。今回の住民投票について法的拘束力はないものの、小牧市は「住民投票の結果は尊重する」とコメントしており、当初の計画は見直しを迫られる可能性が高い。
小牧市によれば、新図書館計画は42億円を投資し、名鉄小牧駅前に地上3階地下1階の図書館を建設するというもの。「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などに運営を委託し、「TSUTAYA図書館」としてカフェなどを併設した上で、2018年のオープンを計画していた。いわゆる「TSUTAYA図書館」は佐賀県武雄市によるものが国内初事例となり、今年10月1日には、海老名市立中央図書館が2例目としてオープンした。佐賀県武雄市ではCCCが調達した蔵書の一部が、10年以上前の資格に関する書籍やソフトウェアに関する書籍など蔵書選定の精度が低かったとして教育委員会とCCCが謝罪。CCCは、リニューアル開館から2015年9月9日までの約2年半で一度も借りられていない蔵書、1,630冊と同冊を寄附することを表明している。
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