[Q&A]選挙当日のポスターの張り替えはOK?
- 2016/5/11
- 公選法Q&A
新緑の季節を迎えて暖かい日が続き、夏の気配が感じられるようになりました。今回のテーマは選挙ポスターの張り替えについてです。選挙ポスターは、選挙期間中に決められた番号の場所に候補者が張ることのできるものですが、このポスターについては、基本的には張替を行うことができます。選挙ポスターの張替は、純粋に損傷したなどの理由で行うことももちろん、例えば選挙期間後半になって、選挙ポスターの上にさらにシールを貼るなどして、選挙戦術の一つとして応用することもできます。
では、選挙当日になったが、使い残しの新しいポスターがあるため古いポスターから新しいポスターに張り替えたい。といった場合はどうでしょうか。
答えは、違反となります。種類が同じであっても異なっていても、投票日は新しいポスターに張り替えることはできません。これは、選挙ポスターを張り付ける行為が選挙運動の一つとなることから、投票日における選挙運動の禁止に抵触すると考えられているからです。張り替えるのでしたら、期日前に済ませておく必要があります。
これから梅雨、夏と季節が移り替わってゆく中で、台風やゲリラ豪雨もやってくるでしょう。
雨風に打たれてボロボロになってしまった場合は、期日までに速やかに張り替えておくことが大切です。
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